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トライアスロンを始めたきっかけの先輩のこと

[2026.05.21]

気づいたら25年以上トライアスロンを続けています。

 遡ること2001年、私は医者になって2年目で東村山市の多摩老人医療センターという高齢者の総合病院で研修をしていました。日々の診療でいっぱいいっぱいだった私に、数年先輩で指導役の道下という先生がある日、「トライアスロンって面白そうだから出てみない?」と声をかけてくれました。ちなみにその先生は陸上部出身、趣味は自転車でいかにもアスリート体型でしたが、「泳げないんだよね。だからいいチャレンジになるかと」と。私は人並みぐらいには泳げてジョギングもしていたし、1年目は巣鴨からお茶の水に自転車通勤していたのでまあ何とかなるかな、面白そう、と話に乗りました。泳ぎ方教えてよ、と頼まれ、「きっと25mがやっと、とかかな?」と思いつつ一緒に市民プールに行きました。・・全く進まない、そもそも浮かない・・本物の「カナヅチ」の人を生まれて初めて見ました。これは僕じゃ無理ですちゃんと教わって下さい、ということで、以後しばらく夕方先生は私に「戻ってチェックするからカルテ仕上げといてね」と声をかけ初心者用水泳教室に行き、プール帰りにまた病棟に立ち寄ってカルテをチェックしてもらう、という日々が続きました。私もロードバイクなんて持っていなくて、無印のクロスバイクのタイヤを履き替えて、一緒に一度多摩湖にサイクリングに行っただけでした。そんな2人で先生の愛車の昔のフォルクスワーゲンビートル(カブトムシ、の愛称で知られる名車です)に自転車二台を無理やり積み込んで伊豆の修善寺サイクルセンターに向かい、スプリントディスタンス(4種類の長さで一番短い)のレースに参加しました。先生は無事750mのプールでのスイムをクリア、私も自転車の後のランで足を攣りかけたりしましたが2人とも完走できました。

 翌年もう1回秋田の象潟のレースに一緒に出た後(唯一見つかったのがその時の多分アフターパーティー?の写真です)、先生は沖縄に移住されました。その後一緒のレースに出る機会はないですが、道下先生は何と宮古島大会などロングのレースを完走しています(スイムは海で3kmです!)。トライアスロンやってみたいけどあまり泳げないから・・、という知人友人に何度も先生のことを話しています(極端な例ですが・・)。

 いつか沖縄で、私が普段出ている短いオリンピックディスタンスのレースに一緒に出たいと思っています。

P.S. 道下先生は沖縄でクリニックを開業されています。

https://ginowan-mental-clinic.com

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